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Author:ラピアン
トイプードルのマーシャ(まー)&ユーリャ(ゆら)、ラフコリーのミリシュ(みる)&シルヴィ(ヴィっちゃん)の四姉妹わんこと暮らしています♪

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犬たちの能力と可能性

ずっとずっと、思っていたことがあります。
それは、西欧のキリスト教社会に基づく「犬」観と、その上に成り立つ「訓練」理論にたいする違和感。
欧米からの翻訳本などを読むとよく書いてあることですが、犬に「100%はなく」、「訓練が必須」で、飼い主は「訓練を通じて」「犬とのコミュニケーション」をはかり、「犬がどうふるまうべきか」「教えてやらなければならない」。
また、犬同士の関係についても、オーナーは「犬の緊張の高まりを読み」「犬の間に入ってインターセプト」するなど、「犬を完全にコントロールしなければならない」。
こういう文章を、目にしたことのある方は多いと思います。

13021801

私は、いつもこの考え方に疑問を覚えます。
ある程度の訓練というか、しつけは必要でしょうし、訓練を通じてであろうがなかろうが、犬とのコミュニケーションを図ることはよいことだと思います。
しかし、はたして犬は、人間が「指導」し、「全てをコントロール」しなければいけないような幼稚な生き物なのでしょうか?
「犬に100%はない」、それは、確かにそのとおりだと思います。
でも、これではまるで、人間には100%があるかのよう…。
犬に100%はないけれど、人間にも「100%」なんてありません。
それがあるなら、原発事故をはじめ、全ての事故なんて起こらなったでしょう。

13021803

犬は完全な生き物ではないけれど、ヒトも完全ではありえない。
ならばヒトは、人類最高・最大のパートナーである生き物、「イヌ」の能力を、もっと信頼してもいいのではないでしょうか。
私は、犬とは、全て人間が教えて指示しなければいけないような動物だとは思いません。
独自の考え、独自の意志、独自の判断、そして時には倫理観や道徳観をもち、それに基づいて行動する、人類のパートナーだと思っています。
パートナーとは対等な関係であって、上下の関係でも、絶対的な支配とコントロールに基づく関係でもないのです。

13021805

もちろん、犬が人間中心の社会で暮らす以上、人間社会のルールに合わせて行動してもらわなければなりませんし、犬のルールでは納得できないことでも、人間のルールを優先してもらわなければなりません。
それを犬に理解してもらうのが、「しつけ」や適度な「訓練」なのだと思います。
「しつけ」や「訓練」と呼ばれるものを通じて、ヒトはイヌに人間社会で生きやすくなる方法を伝え、まったくルールの違う世界に適応するという、人間にはできないような非常に難しいことを「やってもらって」いるのです。
決して、犬が「何も分からない動物」だから、人間が「指導してやらないといけない」わけではありません。

13021807

犬には犬のルールがありますし、そのルールは人間が生育環境や育った家庭ごとに違うルールをもつのと同じように、群れごとに違うものです。
また、人間と同様、遺伝や個性によっても異なり、普遍的なものではありません。
しかし犬は、人間の商売の都合や過剰な「訓練」や虐待などによってゆがめられたり、学習の機会や社会性を養う環境を奪われたりしない限り、TPOを心得て自分がどうふるまうべきかを判断し、それに基づいて行動することができる生き物です。
人間よりはるかに一貫性があり、異なったルールをもちながら、人間が好むように行動を変えていくという、すばらしい柔軟性をもつ生き物でもあります。

13021808

私は、犬という動物がとても好きです。
ですから、彼らがどう考え、何を感じ、どういう行動を取るのか、それを知りたいと思います。
そのためにも、犬たちには可能な限り制約をかけず、過剰な指示や「命令」を出さず、自由に行動してもらい、それを見守り、観察したいのです。
犬という生き物がどのような可能性をもっているのか、人間とはまったく違い、人間が知らない能力や潜在能力を持っているのか、それを少しでも解明したい。
そんなふうに思って、毎日を四姉妹と過ごしています。

13021810

とはいえ、ノーリードが禁止され、犬をカフェや買い物に連れて行ったり、公共交通機関に乗せたりもできない日本では、犬の自主的な行動を見ることができる場はかなり限られていて…なかなか、観察も進まないのですけれどね。
それでも、少しずつでも新しい発見がありますし、四姉妹との関係も変化しつつ、深まっていっています。

犬と暮らすオーナーさんにもそれぞれの主義や考え方があるかと思いますが、犬が「人間のしもべ」でも「ペット」でもなく、対等なパートナーとしてふさわしい敬意と信頼を向けられ、ヒトとイヌがより幸せに暮らせるようになれば…と願っています。


※写真は仔犬時代のミリシュとシルヴィ、そしてマーシャです。




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